「休日・夜間救急診療所」で驚いたこと

つい先日、我が家の2歳になったばかりの娘のことで初めて「休日・夜間救急診療所」を利用したのですが、その時にあっと驚く経験をしたので語らせてください。
その日の夕方、私が食事の支度をしていると、突然娘の泣き声が聞こえてきました。直前に大きな音がしたわけでもなく、それまで帰宅した主人とじゃれ合ってご機嫌だったのにどうしたのだろうと思い主人に尋ねると、「わからない。ベッドに乗ってゴロゴロしだしたと思ったら急に泣いた」との事でした。
娘はまだほとんど喋れないので、とりあえず主人が「どこか痛い?」などと話かけながら抱っこしているとそのうち泣き止みましたが、娘が「いたい…」と言うことと、片手を全く動かそうとしないことから、「もしかすると左手が痛いのかも」と主人が気付きました。
しかし、腫れも変色もなく、第一痛がることになったきっかけに心当たりが全くなかったため、痛かったとしても一時的なもので大したことはないのかも、と思い、とりあえず泣き止んだ娘と一緒に夕食をとることにしました。
ところが娘は食欲はあるものの食事中も食後も度々思い出したように泣き出し、そのまま一夜を過ごすことが不安になったため、主人と私で娘を車に載せ、「休日・夜間救急診療所」を訪ねました。
車の中でも診療所の待合席でも、私は「まだ喋れないし本当に左手が痛いのかもわからない子の症状をどうやって判断するんだろう?見た目じゃわからないからやっぱりレントゲン?」などと想像して、「これはきっと大ごとになるな」と半ば確信していました。
ところが、診察にあたった小児科の医師は主人と私からざっと話を聞いて娘の左腕に触れると、一瞬で何が起こったか理解した様子で現状をすらすらと説明しつつ「では治しますね…はい、もう治ったはずです」と言い放ったのです。
あまりに想定外のスピード解決に私も主人もキツネにつままれたような気分でしたが、医師の説明によると、娘が泣いた原因は「肘内症」という幼い子供が腕を引っ張られた事が原因で起こることの多い肘の亜脱臼によるものだということで、医師ならば患者の腕をちょっとひねればすぐに治せるものでした。
娘はその後すぐに万歳の格好をしても痛がらなくなったため我々は診療所を後にしましたが、私は帰りの車の中、この一連の出来事とその驚きの結末は、きっと一生忘れないだろうと思いました。

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